10.28.2024
Press

米YahooがIDソリューションを強化し、主要SSPとのさらなる利用拡大を可能にし、パブリッシャーのROI向上へ寄与

好評のIDソリューションが、Amazon Publisher Services、InMobi Advertising、Magnite、PubMaticなどの主要SSPおよびヘッダー入札マーケットプレイスを介して統合できるようになりました

※本プレスリリースは、2024年10月17日(現地時間)、本社米国Yahooが発表したプレスリリースを翻訳、編集したものです。プレスリリース原文は、こちらをご参照ください。

Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を構えるYahooグループの日本法人です。

 

ニューヨーク州ニューヨーク(2024年10月17日)– 米Yahooは本日、Yahoo IDソリューションが、主要なパブリッシャーツールおよびSSPを通じて広く利用可能になったことを発表しました。このアップデートにより、パブリッシャーは、ローンチパートナーであるAmazon Publisher Services(APS)を通じて、Connections Marketplace、InMobi Advertising、Magnite、PubMaticを介し、Yahoo IDソリューションを導入することができます。

これにより、パブリッシャーが獲得した多くのオーディエンスがより多くのデマンドに認識されるようになり、サードパーティCookieを使用せずに収益化を最適化できるようになります。

米YahooのGlobal Supply Partnerships VP、Chandra Cirulnick氏は、次のように述べています。
「Yahoo IDソリューションの拡張を続ける中、広告におけるアイデンティティの未来の形成を勢いづけ、アイデンティティが制限される世界でパブリッシャーがより効果的にオーディエンスを収益化できるようにしています。今回の拡張は、パフォーマンスを向上させ、ユーザーのプライバシーを尊重する強固なIDソリューションを通じて、進化するデジタル環境に適応しながらクライアントのビジネスを将来にわたって支えるという当社のコミットメントを示すものです。」

この発表により、広告主は、これまで以上に多くのパブリッシャーにリーチすることで、オーディエンスの規模を最大化し、CookieやIDのない環境で効果的かつ効率的な広告キャンペーンを展開し、強化されたターゲティングのメリットを享受できるようになります。パブリッシャーは、複数のバイイングパスを通じてYahoo IDソリューションを簡単に導入することができ、ログインしているオーディエンスとログインしていないオーディエンスの両方に対してインベントリの収益を最大化し、最適な収益を確保できます。

 

これらの統合により、パブリッシャーはそれぞれのソリューションから独自の方法でメリットを享受できるようになりました。

‍Amazon Publisher Services(APS)
APSパブリッシャーのお客様は、Yahoo ConnectID(YCID)を簡単に登録できるようになり、APSのTransparent Ad Marketplaceを通じてCIDを入札できるようになりました。

Scott Siegler氏(Director of Amazon Publisher Services)のコメント:
APS Connections MarketplaceでYahoo ConnectIDの提供を開始することで、パブリッシャーのお客様がインベントリに簡単にYahoo ConnectIDを実装できるようになったことを嬉しく思います。ConnectIDを使用することで、APSのパブリッシャーは、AmazonのTransparent Ad Marketplaceの収益化パスを介して、サプライ側のシグナルを最適化し、デマンドにうまく対応できるようになります。

‍InMobi Advertising
パブリッシャーは、アプリ内ユースケースにおいて、InMobiのUnifIDを通じてYahoo ConnectIDをスムーズに実装することができます。業界初のアプリ内ID管理ソリューションであるInMobiのUnifIDによって、パブリッシャーは複数のパートナーIDをスムーズに実装および管理し、InMobi SDKを通じてそれらの統合を一元化することができます。

Todd Rose氏(SVP, Global Business Development & Partnerships, InMobi Advertising)のコメント:
InMobiは、Yahoo ConnectIDと統合し、モバイルアプリ開発者向けの広告収益化に重点を置いた最初のプラットフォームとなり、Yahoo DSPを活用する広告主にプライバシー第一の世界でアドレサブルなインベントリへのより明確な道筋を提供できることを嬉しく思います。このパートナーシップは、進化するプライバシー環境にInMobi Exchangeを継続的に適応させ、サポートする代替IDソリューションに関するパブリッシャーの選択をサポートするという当社の取り組みを強調するものです。

‍Magnite
パブリッシャーは、追加の契約や開発リソースを必要とせずに、Prebid上に構築されたラッパー管理ソリューションであるMagniteのDemand Managerを通じてYahoo ConnectIDを活用することができます。Magniteは、統合されたオムニチャネルアプローチを提供し、SpringServeアドサーバー、Streaming SSP、DV+ SSPを通じて、CTVを含むすべてのフォーマットでYahoo ConnectIDをサポートしています。

Kristen Williams氏(SVP of Strategic Partnerships, Magnite)のコメント:
常に進化するアイデンティティ環境において、あらゆるフォーマットでアドレサブル広告を有効化するための高品質なオプションをパブリッシャーとバイヤーに提供するという当社の取り組みの一環として、Yahoo IDソリューションとの統合を最初に実現できることを嬉しく思います。Yahooの決定論的データの幅広さは、プレミアムコンテンツの価値を高め、広告主により良い結果をもたらすことができる強力な資産です。

‍Pubmatic
パブリッシャーは、PubmaticのIdentity Hubと、Prebid上に構築されたPubmaticのヘッダー入札ソリューションであるOpenWrapを通じて、Yahoo ConnectIDを簡単に活用できます。

Howard Luks氏(VP of Audience, PubMatic)のコメント:
当社は、Identity Hubを使用してパブリッシャーのID管理を簡素化し、バイヤーが希望するターゲットオーディエンスをより効果的に認識してリーチできるようにすることを目指しています。Yahoo IDソリューションは、プライバシーが保護された認証済みのユーザーデータを提供し、パブリッシャーのクライアントがCookieのない環境で収益化を促進し、バイヤーとシームレスに繋がることができます。当社のパブリッシャーは、Yahoo ConnectIDを既存の代替ID戦略に簡単に組み込み、当社のテストおよびレポート機能を活用して、ビジネスの成功につながる要因を把握できるようになりました。

 

Yahoo IDソリューションをSSPとヘッダー入札プラットフォームに拡張することは、コネクテッドTV(CTV)における一連のソリューションの最近のリリースを勢いづけるものです。これにより、Yahooの広告主は、Tubi、NBCU、Paramount、FreeWheelなどのパートナーと連携して、CTV環境全体の広告パフォーマンスをより正確にターゲティングし、測定できるようになります。

 

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米Yahooについて
米Yahooは世界中の何億人もの人々にとって信頼できるガイドとしての役割を果たし、代表的な製品のポートフォリオを通じてオンラインでの目標達成を支援しています。 Yahoo Advertisingは、広告主に対して、ブランドと関わり、結果をもたらすためのオムニチャネルソリューションと強力なデータを提供します。 Yahooについて詳しくは、yahooinc.comをご覧ください。
なお、日本国内では、Boundless株式会社として事業を展開しています。

Boundlessについて
Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を構えるYahooグループの日本法人です。
Boundlessは、グローバル企業として、豊富な実績と知見を活かし、日本企業の海外展開、海外企業の日本展開を支援するグローバル広告ソリューションを提供しています。
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